
学長挨拶

第23回 兵庫県立大学 工大祭(2026)によせて
今年もまた祝祭の季節がやってきました。工大祭が23回を数えるのは、伝統ある姫路工業大学、兵庫県立看護大学、神戸商科大学の県立3大学が統合してから、早くも23年が経過したということです。
この年月のなか、兵庫県立大学という大きな傘の下で、書写(工)、新在家(環境人間)、播磨科学公園都市(理)に位置する西地区の3学部は、歴史的に培ってきた独自の強みを活かし、教育や研究、社会貢献活動において多くのめざましい成果を上げてきました。その推進役を担ったのが学生たちの若い力であったことは、言を俟ちません。
学生たちの自由な表現の場である大学祭は、キャンパスライフの華です。教室のなかで見るいつもの顔とは異なった晴れやかな顔を、友だちのなかに見いだすことになるでしょう。実行委員会のみなさんの熱意とチームワークが実を結ぶときでもあります。
AI技術の飛躍的発展が学術のあり方を根底から変え、他方、世界各地で多くの若者が、平和や豊かさとは無縁の生活を送ることを余儀なくされている現代社会にあって、心が高揚し笑顔がはじける大学祭を開催できることへの感謝と、他者への思いやりを忘れないでください。
学生一人ひとりが本学の代表であり広報員です。大学祭を訪れた地域のみなさまや他大学の学生たちとの交流は、視野を広げ、新たな気づきや連帯を生み出すでしょう。来場者のみなさまにとり、この一日が素晴らしい思い出となりますよう、温かいおもてなしの心でお迎えしてください。
最後になりましたが、大学祭を支えてくださったすべての方々、とくにご協力いただいた地域のみなさまに感謝申し上げます。
どうぞ、学園祭を存分に楽しんでください。そして事故もなく、盛会に終わることを祈っています。
高坂 誠(Makoto KOSAKA)
兵庫県立大学学長